【インデックス投資の失敗】オルカンかS&P500に一括投資はダメ?【資金管理から解説】

金融資本(貯金資産)
こどじじ
こどじじ

こどおじFIREで資産形成は最重要項目。その方法としてオルカンもしくはS&P500に一括投資という方法があります。ここではインデックス投資で手数料最安値eMAXIS Slimオルカン(S&P500)で話しをすすめます。

一括投資と積立投資って永遠のテーマですよね。私的にはどちらでもいいんじゃないの派です。

【資金管理編】オルカン(S&P500)に一括投資しないのはなぜ?

オルカン(S&P500)にどうして新NISAで一括投資しないの?ちまちま毎月積立投資しないで一括投資の方が一本調子右肩上がり相場ならリターンが多いですよ。数学的にも複利の効果を利かすには市場に出来るだけ長く資金を投入していることと勉強しました。

こんな意見が聞こえてきそうですね。

投資全般に言えることですが、投資しよう!と考えている時ってバラ色の未来しか見れないという事です。

儲かる事しか想像できず、少しでも楽して儲けを増やそうと考えます。ですが投資を始めるには私は欲をかかない方が結果が上手く行くと考えています。そしてこれには資金管理いう言葉に言い換えることが出来ます。

生活防衛資金2ヶ月30万円と臨時支出予測から

インデックス投資で失敗する例の1つで資金管理の甘さがあります。具体的には

・生活防衛資金として月の生活費の2ヶ月分は貯金(運用しない資金)

・臨時支出予測をしてその費用は現金で貯金しておく

インデックス投資は長期の10年から15年以上で運用すれば負ける可能性はほぼ無い投資方法です。

ですが、長期間の運用期間で含み損の期間も当然発生します。そんな時にオルカンを解約しなければならないイベントが発生すれば最悪です。

放置すればまた値が戻ることが期待できても損なことが分かっいても資金を取り崩すことになります。

これではオルカンやS&P500の運用成果や複利の力で資産を増やす効果を得るとはできません。長期投資とは複利の効果を得ることが成功の主要因です。

1本調子で上がる相場ならインデックス一括投資最強!

じゃぁ、生活防衛資金や臨時支出資金以外を全て一括投資すればいいんじゃないの?

資産管理が出来た後、投資出来る資金が「現金300万&月5万ほど給料から捻出」できるとします。

この場合ですと新NISAが始まる2024年1月に一括投資で300万オルカンかS&P500買って、毎月5万円インデックス投資でオルカンあるいはS&P500で積立投資するのが正解なのでしょうか?

一見一番儲かりそうな運用方法です。ですがこれには罠があります。

私は世界インフレ落ち着けば運用パフォーマンスは落ちると予測

私は2023年のオルカンやS&P500の運用成績は良すぎると考えています。ぶっちゃけボーナスステージです。

おそらく2024の新NISAで運用開始する頃から2025年、2026年の2~3年は運用リターンは年4%前後を予測しています。

一時的になマイナスリターンの月も出てくると考えています。

この辺は、イデコの過去の私の運用成績から予測しています。良い時もあれば悪い時もあるのがインデックス投資です。

2022や2023年の運用成績はオルカンやS&P500どちらも過去10年の平均リターン運用成績より上振れしています。つまり今後もこのリターンが続くよりも落ち着くあるいは下ブレる可能性を考えるのが普通でしょう。

【インデックス投資の失敗】辞めてしまう理由4選

インデックス投資で失敗する理由の一つに資金管理の甘さがあります。具体的理由は4個です。積立投資って2~3年で辞める人が圧倒的に多いんです。その理由を解説します。

以下の質問にあなたはどう答えますか?

1.人は何らかの理由をつけて長期積立を辞めてしまうと思いますか?  

2.儲かる投資商品が出てきたらどうしますか?

3.長期数年単位のマイナストレンドの相場を堪え切れますか?

4.永遠のこどおじ予定なのに実家を追い出されたら投資続けますか?

上記の4個の状態になった時、にそれでもインデックス投資を継続出来るという人が

資金管理が出来ている!と言える人です。

定期貯金代わりのつもりでインデックス投資をやるぐらいの温度感がちょうどいい。

ぶっちゃけ資金に余裕があればどちらも続けられるよね。資金に余裕があるという事は一括投資していない人です。

私のイデコ資産は10年でリターン100%以上で450万を超えました!(2023年8月現在)

私はイデコをMSCIコクサイでインデックス投資をしています。MSCIコクサイインデックスとはeMAXIS Slimオルカンが目標としているベンチマーク(運用成績)です。

約10年前には今のように手数料の安いオルカンやS&P500指数に連動するイデコ商品はありませんでした

私は少額23,000円の積み立てからスタートしても10年後には運用リターンは100%を超えている事実。100%超えの運用というのは投資資金に対して運用益が同じの状態です。資金が倍になっています。

この経験から言える事は

相場の低迷や暴落も気にならない積立投資が一括投資よりも継続しやすいというのが人間の真理です。気がつけば儲かっていた!ぐらいの気持ち。そうすれば投資の握力はかなり上がります。

詳細はこちらの記事に書いています

【こどおじ貯金額】イデコ月2万円を10年間MSCIコクサイで運用してみた結果
こどおじがイデコに10年間運用してみた結果。結果は運用額の倍100%オーバーです。ちょっと成績が良すぎです。イデコ掛金は全額控除になり所得税が安くなるのでやらない理由はありません。

まとめ

インデックス投資での一括投資と資金管理のまとめです。

資金管理とは

・生活防衛資金として月の生活費の2ヶ月分は貯金(運用しない資金)

・臨時支出予測をしてその費用は現金で貯金しておく

インデックス投資(オルカンやS&P500)での一括投資の失敗4パターン

1.人は何らかの理由をつけて長期積立を辞めてしまうと思いますか?  

2.儲かる投資商品が出てきたらどうします?

3.長期数年単位のマイナストレンドの相場を堪え切れますか?

4.永遠のこどおじ予定なのに実家を追い出されたら投資続けますか?

一括投資は一見、資金効率が良さそうです。ですが運用を鋼のメンタルで数十年継続できるのが前提条件です。

凡人の私たちは、運用途中で積立金額を減らすことも増やすこともできる積立NISAが未来の不確定要素に対応しやすい。

そして資金管理を徹底し、暴落時にもスポット買い出来るぐらいの資金を残しておくと盤石です。最強の資金管理状態です。

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