今回の話は税金です。親を扶養に入れて税金を安くする方法を具体的に解説です。わかり易さ優先で考え方と方法を解説しています。一般的な考え方や方法と私の具体例を紹介します。参考になれば幸いです。
税金って高いですよね。FIRE目指すなら税コスト意識は大切です。イデコで課税所得を減らし、親も不要に入れて納税額を減らすということですよね。そりゃ、こどおじなら親を扶養に入れるのが経済的合理的です。
課税所得の最小化すると住民税は安くなる
課税所得が低ければ納める住民税が安くなります。
課税所得の計算方法はサラリーマン(給与所得者)の場合以下。
課税所得=総支給額ー所得控除(社会保険費ー基礎控除ー配偶者控除ー配偶者特別控除ー扶養控除ー寡婦控除ー障碍者控除ーひとり親控除ー勤労学生控除)
で算出されます。平たく言えば生活していくために必要なお金は引いて、残ったお金を基準に税金を掛けますよ、という事です。子供がいたり、配偶者がいたり、障害がある人は生活が大変だからその分を考慮しますよ。という事です。詳細な計算方法は国税庁のHPを参照してくださいね。
こどおじFIREで利用するのは親の扶養控除枠です。給与所得者全員に430,000円の基礎控除と扶養控除(老齢)枠を利用します。
基礎控除430,000円+扶養控除450,000円です。
私の場合2022年の会社から天引きされる社会保障費が599,537円を足して、所得控除合計は1,479,537円です。つまり1,479,537円以下の課税所得なら最低限の住民税だけしか負担しなくてよくなります。
▼そうすると住民税は均等割5,800円しかかからなくなります。住民税均等割というのは課税所得にかかわらず最低限かかる住民税項目です。
低年収250万のこどおじが親を自分の扶養に入れて税金を安くする
よく、親を扶養に入れると税金が安くなると言われますよね。こどおじFIREなら必ず親を不要に入れましょうという事です。
出来る節税2個と扶養出来る条件2個
・節税項目:所得税税と住民税
・扶養出来る条件:親の年齢と親の年収
それと重要な事、よく勘違いされること・親の扶養控除は2個社会保障上と税制上の2個ある。があります。親の扶養控除には社会保険上の扶養と税制上の扶養があるという事です。
大切な事なのでもう一度書きますね。
詳細は専門家の解説サイトや国税庁のHPにゆずります。ポイントは社会保障上の扶養に入れる方が節税効果は高いです。ですが税制上の扶養でも税金は下がります。
自分の社会保険に親を入れるかどうするか?親の希望も考慮しなければいけません。それに対して税制上の扶養は簡単というのも変ですが、ハードルはグーンと下がります。
兄弟が3人いる人が兄弟全員親を扶養に入れて扶養控除を受けることは出来ません。一人だけです。ケンカしないように相談して決めましょう。また親の年齢により控除される金額も違います。
親を扶養控除に入れる方法2個。会社で年末調整あるいは確定申告
私は確定申告で親を税制上の扶養控除を申告しています。年末調整なら人事部で手続きします。確定申告なら自分で扶養申告する。
私は最新税制を確認し間違いたくないので確定申告コーナーで相談しながら申告しています。
ちなみにスマホで家でも確定申告出来ます。私は正社員を辞めてから毎年確定申告しているので毎年確定申告前に税務所からハガキが来ます。
2022年からスマホで確定申告を出来るようになりました。紙で控えを欲しい人はコンビニでコーピーできます。
私の2022年度収入の還付金は13,100円でした。
2022年の還付金は13,100円でした。税制上の扶養で申請しています。
2022年は給与収入が250万も届かなかったので還付金も低いです。まぁそれだけ税金を納めていないからしかたがありませんね。
まとめ
こどおじFIREで税コストの最小化はとても大切。
親を扶養にいれることで、住民税の計算の元となる課税所得を圧縮することが可能。
私は確定申告で税制上の扶養控除を申請しています。
税金は難しいとか、確定申告なんかやった事がない!という人は一度確定申告をやってみると世界が広がりますよ。
日本の税制の仕組みが理解できます。お金が回るようになった個人事業主が金持ちになっていく理由が理解できます。経費でモノを買い課税所得を圧縮できるからです。
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